PROCESS

施工の流れと、
その理由。

コーティングの仕上がりは、塗る瞬間ではなく、その前の準備で決まります。GLOSS LABが1台に丸1日以上かける理由を、工程の順にご説明します。

  1. 膜厚計を塗装に当てて、塗装の厚みを確かめる手
    01COUNSELING

    カウンセリング・入庫診断

    まず、お車の今の状態を一緒に確かめます。塗装の色あせ、洗車傷、雨染みの程度を検査灯で診断し、「どこまで直せるか」「どのメニューが合うか」を施工の前に正直にお伝えします。

    OUR STANDARD

    診断には 膜厚計 を使います。過去に板金塗装された箇所や、塗装が薄くなっている箇所は、磨ける量が違うためです。数値で確かめてから研磨の計画を立てます。「磨けば直ります」と安請け合いしないことが、私たちの誠実さです。

  2. 純水のすすぎ水が黒い塗装の上を流れる
    02WASH

    純水手洗い洗浄

    高圧洗浄と手洗いで、砂や泥をていねいに落とします。仕上げのすすぎには不純物を取り除いた純水を使うため、水道水のような乾いた跡(水染み)が残りません。

    OUR STANDARD

    すすぎ水は 純水 です。水道水に含まれるカルキやミネラルは、乾くと イオンデポジット として塗装に焼き付きます。コーティング直前の塗装に、新しい汚れのもとを持ち込まないための基本です。

  3. トラップ粘土で塗装をなでて鉄粉を取る手
    03DECONTAMINATION

    鉄粉除去・脱脂

    洗車では落ちない「見えない汚れ」を取り除く工程です。ボディに刺さった鉄粉や、古いワックス・油分を専用の薬剤で分解し、塗装を素の状態に戻します。触るとツルツルになるのが、この工程の合図です。

    OUR STANDARD

    鉄粉は溶かす薬剤と トラップ粘土 を併せて取り除きます。仕上げの 脱脂 を怠ると、被膜は油の上に乗ることになり、本来の耐久年数より早く剥がれます。ガラス被膜の寿命は、実はこの地味な工程が握っています。

  4. 両手でポリッシャーを支えて黒いボンネットを磨く。磨いた側だけ映り込みが澄んでいる
    04POLISH

    研磨(ポリッシング)

    長年の洗車でついた細かな傷やくすみを、機械で少しずつ磨き落とします。塗装がもともと持っていた透明感と光が戻ってくる、いちばん劇的な工程です。

    OUR STANDARD

    夜の街灯の下で見える渦状の傷——スワールマーク——は、粗さの違う コンパウンド を段階的に使い分けて消していきます。1パネルごとに検査灯を当てて映り込みを確かめ、歪みが残っていれば合格するまでやり直します。

  5. アプリケーターでガラス被膜を塗り込む手。瓶は塗装の上ではなく横のワゴンに置いている
    05COATING

    コーティング塗布

    整えた塗装に、ガラス被膜を1パネルずつ塗り込みます。塗ってすぐ拭き上げるのではなく、被膜が塗装と結びつくまでの時間を管理しながら、ムラなく定着させます。

    OUR STANDARD

    施工室は空調で温度と湿度を管理し、ほこりが入らないようにしています。被膜は塗った直後には固まりません。初期硬化 までの管理を終えて、はじめて「施工完了」と呼べると考えています。だから雨の日の急なお引き渡しは、お断りすることがあります。

  6. 検査灯を低い角度で当て、映り込みのまっすぐな線を確かめる
    06INSPECTION

    最終検査・お引き渡し

    検査灯と窓の光の下で、映り込みの歪み・拭きムラ・塗り残しを全パネル検査します。合格した車だけを、これからのお手入れ方法のご案内とともにお返しします。

    OUR STANDARD

    お引き渡しのときには、被膜を長持ちさせる洗車方法(中性シャンプー・やさしい拭き上げ・酸性汚れ の早めの除去)を必ずご説明します。コーティングは「売って終わり」ではなく、正しいお手入れと年1回のメンテナンスで完成するものだと考えています。

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